sneakerfreak9999’s diary

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Air Jordan 1 "BARON"

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マイケル・ジョーダンMLB挑戦時代に所属したバーミングハム・バロンズのチームカラーをインプット。

近年のAJ1OGはディテールの定義が曖昧になり、自由なカラーアレンジに加え、パーツ形状がオリジナルのAJ1とは異なるコラボレーションモデル60Gと呼ばれている。それに対して00シリーズの初期ラインナップにあたる2013年から2014年にかけて発売されたプロダクトの多くは、バリエー ションカラーであってもそのカラーブロックに意味があることを重視していたように見える。ここで紹介する "BARONS"のカラーブロックも、MJにとってトピックとなるストーリーに紐づくバリエーションカラーだ。そのニックネー ムはアラバマ州バーミングハムに本拠地を置くベースボールチームであり、MLBシカゴ・ホワイトソックス傘下のAA級 チームである「バーミングハム・バロンズ”に由来する。ファンならばご存知の通り、MJが一時的にNBAを引退してMLBに載していたシーズンに所属していたベースボールチームのカラーを落とし込んだ特別なAJ1”OG”なのだ。”BLACK TOE”をモノトーン調にアレンジした”BARONS”のルックスは、オーセンティックなAJ1の雰囲気を醸し出しつつ、バーミングハムバロンズ時代にMJが着用していたベースボールシャツを彷彿とさせる仕上がりだ。マイナーリーグのチームだけに国内で得られる情報は限りがあるが、当時MJが主に着用していたベースボールシャツは、グレーやブラック、ホワイト、そしてホワイトにブラックのストライプがデザインされた4タイプが当時の画像で確認できる。そしてAJ1”BARONS”もグレーとブラック、ホワイトの3色アッパーをコーディネート。さらに一般的なAJ1のライトニングは単色の生地が使われるのに対し、グレーとブラックのストライプ柄を採用している。本来であれば白黒ストライプの方が”バーミングハム・バロンズ”らしさが際立つのだが、実際に着用する事を考えると汚れが目立ちにくいグレーベースのストライプをセレクトしたのは賢明な判断なのだろう。