sneakerfreak9999’s diary

JordanのJordanによるJordanの為のブログです。

Air Jordan 1 "METALLIC RED"(2017)

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メタリック仕立てのチームカラーを落とし込んだルックスがオールドスクール感を醸し出す。


オリジナル発売時のファーストラインナップに“NAVY”が登場し、その後5色のバリエーションが追加されたAJ1のメタリックカラー。カレッジカラー(チームカラー)を意識したカラーブロックであり、この原稿を書いている時点でOG版でも ”METALLIC RED”と“METALLIC NAVY” の2色が復刻さ れている。“METALLIC RED”は2009年にラインナップした”DIRT” に続く2度目の復刻で、シュータンやヒールパーツにジャンプマンマークが入らないOGディテールや、“DTRT”ではシュリンクレザーを使用したアッパーもオリジナルを彷彿させるスムースレザーに変更され、1985年当時 (METALLIC REDは1986年発売)のディテール再現度がアップデートされている。こうしたディテールのアップデートは多くのスニーカーヘッズを喜ばせたものの、肝心のメタリックカラーは“DIRT”に比べると暗い発色に変更されたのはオリジナルらしさに欠けるもので、全体的に地味な印象に仕上がっているのは残念だ。オリジナルや”DTRT”に比べると地味なルックスが仇になったのか、OG版 “METALLIC RED” + アウトレットで販売されている。オリジナルの鮮やかなメタリックカラーを知るファンは、オリジナルの鮮やか”BED” に加え、未復刻のカラーバリエートに期待を寄せている。オリジナルのメタリック・カラーは復刻したネイビーとレッド、“DTRT”の グリーンとパープル、そして現在までに未復刻のブラックとオレンジを加えた計6色が一般向けに発売されたラインナップだ。これに加えて特定のチームと伝えられる“バーガンディ”のようなスペシャルモデルの存在も確認されている。大胆なカラーブロックが原動力であるAJ1ファミリーとしては脇役的な存在ではあるもののオリジナルカラーの復刻モデルにはそれなりのニーズがあるのは間違いないだろう。