sneakerfreak9999’s diary

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Air Jordan 1 "BANNED"(2016)

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ライトニングにプリントされる日付を修正して 再び登場した”BANNED”


2013年に続いて登場した“BRED”カラーのAJ1。こちらには ”BANNED”のニックネームが与えられ、ライニングの履き口部に“10841018X”の文字列がプリントされている。最初 の10” はUSサイズを示し、その後に続く“841018”は 1984年10月18日を示すもの。言うまでも無くNBAから ・PRED”が違反勧告を受けたとされる日付を意味しており、 2011年版の“BANNED”が1985年を示す表記に間違えてア ウトレット行きに追い込まれた、NIKEにとっては曰くつきのディテールだ。2011年版のヒールにデザインされていた“x” マークは省略され、その代わりにライニングの文字列の最後に “X” と表記されている。加えてスウッシュの素材がシワの入る タンブルレザーに変更されているのも2015版“BANNED" の特徴だ。AJ1屈指の人気カラーであり、スニーカーファンからの評価も上々で、発売日は公式Webショップがアクセス集中によりサーバーエラーを引き起こしていた。”OG”と呼ばれる復刻AJ1は2013年より現在まで継続して発売されている。そのディテールは一定では無く、生産されたタ イミングによりディテールが微妙に変化しているのも特徴だ。 ここで紹介した2016年モデルのOGである”BANNED”を、 同じカラーブロックを採用する2013年版の“BRED”と比較すると、ヒール側のディテールに違いを確認できるハズだ。 特に分かりやすいのがレッドに染まるヒールパーツだろう。 2013年版に比べると2016年版のヒールパーツは高さがあり、 スウッシュに接する部分の曲線も鋭角にデザインされている。 このディテール変更に連動して、スウッシュも若干上の位置に取り付けられているのだ。1985年当時のAJ1と比べてもスウッシュの大きさが異なるため、どちらがオリジナルに近いと は言い難い。こうした微妙なバランス調整の積み重ねが、究極のオリジナルディテール再現を目指した”RETRO 85”の開発に活かされたのは間違いないだろう。