sneakerfreak9999’s diary

JordanのJordanによるJordanの為のブログです。

Air Jordan 1 "BLACK TOE"(1985)

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オリジナル発売当時も流通量が少なかったコレクター涎のレアカラー。

 

 

シカゴ・ブルズのチームカラーをサンプリングするコンセプトはCHICAGOと同じだが、つま先部分の補強パーツ”フレキシブル・スタビライザー”とシューレースを通すアイレットをCHICAGOのレッドからブラックに変更。そのルックスから”BLACK TOE”と呼ばれる1985年発売のオリジナルカラーだ。シュータンタグもホワイトにブラックでロゴを刺繍するタイプに変更されているのが特徴で、オリジナル発売当時もCHICAGOやBREDと比べると生産数が少なかったのか、AJ1が復刻される以前のヴィンテージスニーカー市場でも流通量が少なくレアカラーとして人気を集めていた。その人気はスニーカーシーンでも健在で、オリジナルパターンの復刻モデルが人気を集めるのは当然の事、レッドに染められたパーツを他のカラーに置き換えた様々な”BLACK TOE”バリエーションを展開。バリエーションカラーの発売時にも世界中のスニーカーファンが争奪戦を繰り広げているのだ。BLACK TOEはMJが着用した資料も残っているが、実際と発売されたバージョンとは細かいディティールが異なっているのもよく知られている。NBAの公式戦ではワシントン・ブレッツ(現ワシントン・ウィザーズ)戦での着用画像が残されているものの、この試合でMJが履いたBLACK TOEのシュータンはブラックに染められていた。さらにAJ1発売時のプロモーション画像でもBLACK TOEを履いているシーンが使用されているが、そこにはAJ1のアイコンディティールである”ウィングマーク”ではなく”AIR JORDAN”の文字が刻印されたモデルが使われている。”AIR JORDAN”の文字が刻印されたAJ1は2016年に”RARE AIR”と呼ばれる復刻モデルが復刻されいるものの、そこにはBLACK TOEはラインナップしておらず、復刻AJ1の最新ラインである”RETRO 85”をベースに黒タン、もしくは”Air Jordan”ロゴのBLACK TOEが商品化されれば大変なニュースになるはずだ。