sneakerfreak9999’s diary

JordanのJordanによるJordanの為のブログです。

Air Jordan 1 "COUNT DOWN PACK"

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AJ23の発売を前にカウントダウン方式で登場した2足セットの特別なコレクション。

 

シカゴ・ブルズ時代の殆どで背番号23を使用したMJだけに、2008年に発売される23代目のAIR JORDANはスニーカー史にとっても特別な存在であり、そのお披露目に向けて特別な演出が行われた。中でもスニーカーファンを刺激したのが”COUNT DOWN PACK”AJ6とAJ17、AJ5とAJ18のようにプロダクトなんばーの合計が23になる11種類のペアをセットでBOXに納め、AJ23の発売前にカウントダウン形式でリリースしたコレクションだ。そしてAJ22とペアを組み、”COUNT DOWN PACK”にラインナップしたのがここで紹介するブラックとホワイトのAJ1である。1985年当時のオリジナルカラーを継承するカラーパネルであり、タキシードを連想させるコーディネイトはAJ23の誕生を祝うコレクションに相応しい。ただ”COUNT DOWN PACK”が発売された2008年は国内のスニーカーブームがひと段落しているタイミングで、現在のような激しい争奪戦には至らなかったようだ。専用ボックスに{最高の年を祝うべく我々はエアジョーダンフランチャイズを讃えた記念すべき”COUNT DOWN 23 PACK”を発売します」というMJからのメッセージが印刷される程、NIKEとしても力の入ったコレクションではあるものの、この時代にデザインされた復刻AJ1の宿命で、シュータンタグとヒールパーツにはジャンプマンマークが刺繍されている。特にヒールの刺繍は黒字に白と非常に目立つ仕上がりで、オリジナルディティールにこだわるファンの多くは残念に感じた事だろう。さらにウィングマンマークが1994年の復刻モデルと同じ50㎜幅でデザインされているのも、ネガティブな評価に繋がったと推測できる。1985年当時のオリジナルカラーを継承するカラーブロックだけに”オリジナルの違い”が際立ってしまうのは致し方ないと言ったところだろうか。この1足が2014年に復刻された”OG”と同じディティールであったならば、”COUNT DOWN PACK”の争奪戦も過熱しただろう。