sneakerfreak9999’s diary

JordanのJordanによるJordanの為のブログです。

Air Jordan 1 "CHICAGO"(1985)

f:id:sneakerfreak9999:20220222185626j:plainNBAの公式戦でマイケル・ジョーダンが着用した全てのスニーカーファンが憧れている定番中の定番カラー‼

 

 

シグニチャプレイヤーであるマイケル・ジョーダン(以下MJ)がNBAの公式戦で着用したカラーであり、シカゴブルズのカラーをボディに落とし込んだ”CHICAGO”。オリジナルの発売年は1984年と1985年という記述が混在しているが、このモデルは海外の発売が1984年10月だったのに対し、国内では1985年に入ってから店頭に並んだ歴史に起因する。ホワイトとレッド、そしてブラックの歴史の組み合わせはMJが所属していたNBAシカゴブルズのチームカラーが由来。それまでホワイトカラーをベースにしたバッシュが当たり前だったNBAに革命をもたらし、CONVERSEのWEAPONやPONYのCITY WINGなど1980年代中期のバッシュデザインに大きな影響を与えている。ちなみにNBAキャリア2年目のMJは怪我の影響で出場機会が減り、後継モデルのAJ21987になって発売された為、AJ1”CHICAGO”は最も長い期間着用したエアジョーダンとなった。”CHICAGO”の大胆なカラーブロックは別として、AJ1は当時のNIKE製バッシュとしては比較的オーソドックスな設計に仕立てられている。プロダクト名の”AIR”の由来であるミッドソールに内蔵されるエアバッグは、フルレングス仕様だったAIR FORCE 1とは異なりヒールの部分のみ搭載。着地時の耐衝撃性を確保しつつ、軽量性とレスポンスを重視したチューニングを施している。アイレットのつま先方向に補強パーツ”フレキシブル・スタビライザー”と踵から足首を包み込むようにして回り込むホールドパーツ”アンクルスタビライザー・ストラップ”も1985年発売のDUNKにも通じるNIKE製品のバッシュらしいディティールだ。一列9穴のシューレースホールは、AIR FORSE 1と同じく波形に配置。これは”V.Wレーシングシステム”と呼ばれ、インサイドもしくはアウトサイドの列のみにシューレースを通すことで残りの穴をベンチレーションホール(通気口)として活かすもの。MJ自身も活用することが無かった知る人ぞ知る機能なのだ。